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オーガニックフェイシャル
オンクレールの喜田です。
シャンプーとヘアケアについて
前回の続きです。
シャンプーを、
- 合成シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
- 石けんシャンプー
- その他シャンプーの役割をするもの
この4つに分けて、
それぞれの特徴について見てきました。
そして、上の4つの分け方は
界面活性剤をポイントに分類したもの
でしたね!
今日は、それぞれのシャンプーの
特徴や注意点について
お話していきたいと思います。
■合成シャンプーは使いやすいけれど、髪や頭皮には要注意
まず、合成シャンプーは
洗浄力が強く、泡立ちがよい
とお伝えしましたが、ほかにも、
洗い上がりがきしまない
香りが良くて、持続する
このような特徴があって
使いやすく、価格帯も比較的安いので、
たくさん出回っています。
実際に、ドラッグストアなどで扱われている
一般的なシャンプーは
成分に多少の違いはあれど、
ほとんどがこの合成シャンプーです。
便利でいいかもしれないのですが、
実は合成シャンプーは
残念ながら髪や頭皮にはあまりいいとは言えません。
まず、一番の問題は
合成界面活性剤です。
合成シャンプーに使われている合成界面活性剤は
洗浄力がとても強いものが多くて
中には台所用の洗剤と同じものが
使われていることもあります。
あんまり信じたくないですよね(*_*)
そんな洗浄力が強いシャンプーを常用していると
どういうことが起こるかというと、
汚れだけではなくて
髪のキューティクルまで少しずつ溶かして
剥がしていってしまいます。
また、皮脂をどんどんと落としてしまうので、
頭皮の表皮バリアを壊してしまって、
結果的に、乾燥、フケやかゆみの原因になったり、
毛根がつぶれてしまって
薄毛の原因にもなってしまうんですね。
さらに合成シャンプーでもう一つ気をつけたいことは
合成界面活性剤以外に配合されている
ポリマーや香料、防腐剤などです。
洗い上がりがきしまない、というのは
実は合成ポリマーのせい。
ポリマーの人工膜で髪を覆っているからなんです。
キューティクルがはがれてしまった髪は
細くなったり、きしむようになったりするのですが、
それをコーティングして補うために
ポリマーを配合します。
そもそも、元の髪のキューティクルがあれば
コーティングの必要なんてないはずなので、
なんとも意味のないことをやっているんですよね・・・。
合成シャンプーは
使いやすさ、汚れ落ち、香り、価格など
とてもバランス良く便利に使えるシャンプーのように
思えるかもしれませんが、
実は髪や頭皮、身体には負担になりやすいので
注意が必要ですよ!
■やさしいというイメージが先行してしまうアミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、
髪に優しいというイメージを持っている方も多いかも
しれません。
合成シャンプーに使われているような
洗浄力の強い合成界面活性剤に比べると
洗浄力が比較的弱いので
髪や頭皮にやさしいと言われています。
ただ、洗浄成分であることに変わりはないので
やはり使い続けていると
油分の落としすぎや、キューティクルへの影響は
出てきます。
また、一番注意したいのが、
合成シャンプーとごっちゃになってしまうこと。
合成シャンプーにアミノ酸を配合しただけで
「アミノ酸シャンプー」「髪にやさしい」
と書かれている製品もありますので、
選ぶときには成分表示をチェックして
洗浄力の強い合成界面活性剤が配合されていないか
確認するようにしてくださいね。
少し長くなってしまいそうなので、
次回に続けますね(*^^*)
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