こんにちは!
オーガニックコスメセラピストの
喜田有紀子です。
オンクレールのフェイシャルは
ボディワークのエサレンの要素が入っている
というお話を先日ブログに書きました。
じもう一つものすごく大切な要素に
タッチケアがあります。
今日はそのお話を少ししたいと思います。
フェイシャルのレッスンを受ける前に
「タッチケア講座」というものを受けることが
前提条件になっていました。
タッチケアとは
NPO法人タッチケア支援センターの
理事長である中川礼子先生が
提唱、確立されたメソッドで
ざっくりと一言でいうと
「触れることで心と身体を癒やし、整えるメソッド」
というもの。
たとえば高齢者の方が
ハンドトリートメントなどを受けることで
精神的に安定したり
病気で痛みがある方が
なでたりさすったりしてもらうことで
その痛みや不安が軽減したり、など
医療の現場でも
緩和ケア、メンタルケアとして
積極的に取り入れられていて
看護師さんや介護士さんが
学ばれるケースもとても多い
と聞いています。
考えてみたら
お腹が痛いときにはお腹を
どこかにぶつけたら
ぶつけたところをさすったりしますよね。
「手当て」という言葉もあるように
わたしたちも本能的に
触れることで癒やされることが
わかってるのかもしれません。
でも実はこれは
本能的、感覚的なだけの話じゃなくて
科学的にも証明されておりまして・・・
どのくらいの速度で
どんな風に触れると
身体や心にどんなことが起こって
どのくらいリラックスしたり
癒やされたりするか
そんな感じで
とっても具体的に数値が出ています。
このあたりは桜美林大学准教授の
山口創先生という方が
とても深く研究されていて
書籍も出されています。
読むとおもしろいですよ〜。
驚くような話やデータも
たくさん紹介されているので
ご興味がある方は
ぜひ読んでみてください。
書籍:人は皮膚から癒される、手の治癒力
NPO法人タッチケア支援センターの中川先生は
エサレンのプラクティショナーでもあって
タッチケアのメソッドは
実はエサレンを基盤にして作られています。
エサレンを受けるとよくわかるのですが
トリートメントのスピードは
ものすごくゆっくり、タッチはソフトで
圧もあまりありません。
あくまでも
「触れる」ことに重きをおいた
トリートメントです。
マッサージやトリートメントは
コリをほぐすためのもの
というイメージが強いからか
日本人はけっこう強めの圧が
好きな人が多いような気がしていて
エサレンやタッチケアを
受けたあとで
「なんか物足りない」
と感じる方もいらっしゃいます。
でも
そもそもコリほぐしではなくて
癒やしや整えるためのトリートメントなので
別の物と考える方が正しいのかもしれません。
「ただ触れる」ということで心と身体のバランスを取り、日々の不具合を調整しつつ、癒やしや安心感を与えて深いリラックス状態に導くこと
これがエサレンやタッチケアの目的。
マッサージというよりも
ヒーリングという言葉の方が
しっくりくるんじゃないかなと思います。
そしてこのタッチ、
実は幸せホルモンの「オキシトシン」が
よく分泌されることが
研究でわかっています。
そう考えると
なるほどエサレンが
究極のリラクセーションと言わるわけだ・・・
と納得させられます。
わたしが
エサレンをフェイシャルにと思った理由は
前回の記事にも書いたとおり、
エサレン=心と身体のバランスを調整してくれる
植物=お肌のバランスを調整してくれる
これ共通してるよな〜と感じたことだったけど
実はもう1つあって
エサレン&タッチケア=ただそばにいて優しく触れる
植物=何も言わずただそこに育って恵みを与えてくれる
これも共通してる!と感じたことも
大きな理由でもありました。
というわけで
前段のお話が長かったのですが
ベースをエサレンやタッチケアにしている
オンクレールのフェイシャルも
もちろんゆったりと優しいトリートメントで
「触れる」ことに重きをおいています。
早くてリズミカルで
ある程度の圧があるような
いわゆる「エステ」と言われるものとは
似て非なるものだと思っています。
ふだんは一緒くたに
エステの人とかエステサロン
と言われることが多くて
あえて否定しないことも多いですが
でも自分では
厳密にはエステの人ではないし
やってることがエステだとも
あまり思ってないんです。
めんどうくさいこだわりで
ごめんなさいなのですが・・・(^_^;)
あくまで
- 「リラックスした状態で、植物のめぐみをお肌に感じていただきながらゆっくりとお肌に浸透させること」
- 「終わったあとはリラックスとリフレッシュが共存しているような整った感があること」
この2つを目的にしたフェイシャルトリートメントを
ご提供している(&したい)と思っています。
ということで
オンクレールのフェイシャルって
こんな背景があって
こんな思いでやってるんだよ〜
ってお話をさせていただきました。
本日ももれなく長文・・・笑
ちょっとつまらないお話だったかもですが
わたしにとっては
ベースになっているすごく大事なことなので
思いが伝わっていればいいなと思います。
それでは
最後までお読みいただき
ありがとうございました!