こんにちは!
オーガニックコスメセラピストの
喜田有紀子です。
さてさて今回は
1月のトリートメントで使う
ソルーナ研究所のスキンケアシリーズ
「ソルーナ」
についてご紹介していきたい
と思います。
ちょっと長くなりそうな予感なのですが(^_^;)
ご興味持てそうでしたら
どうぞ最後までおつきあいください☆
まずソルーナ研究所といえば
何をおいてもスパゲリック法です。
南ドイツにあるソルーナ研究所では
スパゲリック法という、
中世の錬金術から発展した手法を使って
薬用植物からさまざまなエキスを抽出し
医薬品や化粧品を製造しています。
スパゲリック法というのはなんぞや?
といいますと・・・
1500年頃の中世時代に
お医者さまでもあり哲学者だった
パラケルススという人が生み出した概念で
薬用植物やミネラル、金や銀などの貴金属を原料にして太陽や月、惑星などの天体周期も組み込みながら発酵・蒸留・洗浄・灰化・結合などを行ってエキスを抽出する
といういわゆる錬金術の一つ。
植物のエネルギーをもっとも効果的に抽出する
究極の手法といわれています。
およそ300年余後の1800年代に
アレクサンダー・フォン・ベルヌスという男爵が
このスパゲリックの虜になります。
私財を投じてまで研究に研究を重ねる日々。
ついには
人智学でおなじみのシュタイナー博士
に協力をあおいで
1921年、自分の館の地下に
研究所を作るまでになりました。
これが
ソルーナ研究所
の始まり、というわけなんですね。
今回トリートメントに使う
フラワーオイルももちろん
スパゲリック法で抽出されています。
具体的には
どんな風に抽出するのかというと・・・
まずイタリア・アルプスにあるソルーナ研究所の
自社ガーデンで栽培されたフラワーを乾燥させて
ベースオイル6Lが入ったフラスコに入れたら
ガーデンにある東屋に4週間貯蔵します。
その間、
太陽のエネルギーがもっとも高いとされている
日の出の時間に
ガラスの棒で33回攪拌。
同じようにして
月の出とともに28回攪拌。
この作業を4週間続けると
オイルマセレート(フラワーオイル)
の完成です。
ちなみにこの東屋は、木とガラスでできていて
太陽と月の光が
ちょうどよい角度で直接差し込む場所に
設置されています。
それから、地下からの送風で
常に37℃・・・つまり人と同じ体温になるように
室内温度も調節されていたりします。
あ、ちなみに
ベースオイルの6Lというのも、
成人男子の血液の最大量が6Lだから
なんだそうです。
どうですか??
なんかこう、ある種の儀式のような
神秘的な製法ですよね。
ちなみにフラワーオイルは
全部で7種類あって
それぞれのオイルから期待できることは
トリートメントのご案内のページに
詳しく書いているので
よかったらそちらもチェックしてみてください。
それにしても
聞けば聞くほどなんとも不思議な製法・・・
そして不思議なオイル・・・
なのですが
よくよく考えたら
人の体温も血液の量も意味があってのことだし
太陽や月、惑星と動物、植物、人間も
全部つながり、共鳴・影響し合ってる
ってことは絶対なので
ソルーナのフラワーオイルに
スキンケアだけではない
内側に働きかけてくるような力があったとしても
ちっともおかしくないなって思ってしまいます。
ちなみにフラワーオイルとは別に
植物エキスについては
太陽フォーミュラ
月フォーミュラ
アイフォーミュラ
チャイルドフォーミュラ
ボディフォーミュラ
の5種類の処方があり
それぞれのコスメのアイテムに合わせて
配合されています。
こっちも奥が深そう。。
そしてネーミングも素敵ですな(*^_^*)
日本だと、コスメといえば
お肌を整えたり、きれいにしたり
どちらかというと実用的な側面が大きい。
というか、それしかほぼないと思うんですが
それに対して
ドイツのオーガニックコスメって
哲学だったり思想だったりが背景にあって
それがそのブランドを特徴づける
大事な要素だったりする。
そこがまたすごく魅力的で
わたしがドイツオーガニックが大好きな
大きな理由でもあります。
なんかちょっと神秘的で
いいじゃないですか〜笑
・・・というわけで、
今回はソルーナ研究所について
ご紹介してみました。
いや、まだまだ奥が深いので
また何か深掘りできたら
シェアしていきたいと思っています。
そして!
1月はこのフラワーオイルを使った
フェイシャルトリートメントを体験できます!
気になる〜という方は
ぜひお気軽にお問合せくださいませ(*^_^*)
詳しくはこちらをどうぞ↓
それでは今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました☆