こんばんは!喜田有紀子です。
いつもブログを読んでくださって
ありがとうございます。
寒さがゆるんできましたね。
もうすぐ冬が終わるんだなぁと思うと
うれしいような、ちょっと寂しいような。
寒さが厳しいときは、夏がいい!
と思ったりもするんですけど
いざ終わる、ってなるとちょっと恋しくなるのは
どうしてなんでしょうね。
たとえば、あったかい食べ物でほこほこするとか
もうできなくなるんだなぁとか。
鍋とかおでん、恋しくなりそうです。
おでんといえば、
わたし、必ず思い出すことがあるんですが、
大学生のころの話です。
外国人のお友達が何人かいたのですが
中でも特に仲良しにしていたアメリカ人がいて
よくご飯食べたり、遊びに行ったりしていました。
あるとき、日本の食べ物の話になって、
日本のチェーン系の牛丼が最高→めっちゃおいしい
日本のパンは柔らかすぎて無理→歯ごたえない
あんことか超無理→豆が甘いとか信じられない
などなど・・・
そしたら急に彼が
「そういえば、理解不可能な食べ物がある」
っていうんですよね。
で、「なに?」
って聞いたら、
「名前がわからない」
っていうんです。
「じゃあ、どんな食べ物か説明して」
と言ったら、
「茶色いスープに野菜がぷかぷか浮いてるやつ。」
「???」
これ、聞いたとき、
まったくイメージがつかなくて、
なんだそれは、ポトフか??
って思いません?
でもポトフって、めっちゃ洋風やん。
わたしがいつまでも
「茶色いスープ???」
「野菜???」
ってなっていたら
「ほら~~、あのコンビニとかに置いてるやつ!」
あ!!!
ここまで言われて
初めて
茶色いスープに浮かんでいる野菜というのが
おでんのことだとわかりました。笑
おでんのメインって
どちらかというと練ものですよね~。
確かに大根とかじゃがいもは野菜だけど
「野菜」と言われたら
なんとなくおでんと結びつかない気がします。
でもおでんを知らない人がおでんを説明したら
「茶色いスープに野菜が浮いてる」
ってなるのかもしれない。
と、その説明が新鮮で、
そしてなんかちょっと笑ってしまいました。
ふだんと違う感覚やものの見方って
やっぱり多少は経験した方がいいなって思います。
わたしは仕事柄、海外に行くことが多かったので
そのたびに日本のことを客観的に見たり
考えたりする出来事があって
それで、日本ってすごくいい国だなって
思うようになりました。
母国だからっていうことも
もちろんあるけれど、
そうではなくても
総合的に日本が大好きです。
意識をしないと
あまり考えなくなるかもしれないけれど
いつまでも
そういう感覚を大切にしたいなと思っています。
おでんを客観視する必要はないんですが笑、
おでんを食べるたびに
「客観的に感じる」っていうことを
ちょっとだけ思い出させてくれるので
この話はいいきっかけになっています。
ほんとに春になってしまう前に
もう一回おでん食べ納めしとこうかな^^
それでは、今日はこのへんで。
みなさま、よい週末を!