女性らしさは、見ためじゃない【夜のひとりごと】


こんばんは!喜田有紀子です。

いつもブログを読んでくださって
ありがとうございます。

今週末はいかがお過ごしでしたか?

わたしは・・・というと、
土曜日は、体のメンテナンスをしに行ったり、
大好きなカフェにランチをしに行ったりして、
元気チャージをして、

日曜日の今日は、少し作業をしていました。

最近また、
いくつか新しいメイクアイテムを入手したので、
その写真撮りなどをしていたのですが、
見た感じ、とても使い心地がよさそうなので、
今から使うのが楽しみです。

またブログでご紹介していきますね。

入手アイテムのうちの一つはリップなんですけど、
リップと言えば・・・
いつまでも忘れない印象的なお話があるんです。

写真を撮りながら
また思い出してしまったので、
今日は、そのお話をしてみたいと思います^^

 

今でこそ、
スキンケアもメイクも、
オーガニックコスメでないと
考えられなくなっているのですが、
かつては、わたしも
外資のコスメばかりを使っていました。

シャネル、ディオール、ランコムなどなど・・・

でも、わたしが一番愛していたブランドは
ソニアリキエルです。

日本からは、もうずいぶん前に
撤退してしまいましたよね。

どっちにしてももう使わないけど、
でもなんかすごく残念です。

ソニアリキエルは、海外ブランドにしては
日本人に合う微妙なニュアンスのカラーが多くて

特にヌードベージュのリップの色がもう、

きれいすぎてきれいすぎて
惚れすぎて惚れすぎて

廃盤になるまで何本もリピートしました。

あるとき、
ソニアリキエル専属のメイクアップアーティストが
カウンターに来るので、
メイクしてもらいませんか?
と美容部員さんに声をかけてもらったんです。

アーティストさんにメイクしてもらうなんて
経験したことなかったし、
せっかくなので、お願いすることにしました。

予約の当日、
カウンターにいたのは
めがねをかけた男性のメイクアップアーティスト。

当時はいまみたいに
男性の販売員もいなかったし、
男性にメイクしてもらうって、
なんか超ド級に緊張しましたよ^^;

ちなみに、大学生のときの話です笑

どきどきしながらも、メイクスタート!

目元から順に、
ソニアリキエルのアイテムを使って
メイクをしてもらいます。

実はそのとき、
わたしのくちびるは少し荒れていました。

というのも、
当時、落ちない口紅、というのが流行っていて、
それを試しに買って使ってみたら
もののみごとに荒れまくってしまったんです。

少しマシにはなっていたけれど、
リップを塗る段階になって、
やはり気づかれてしまいました。

 

「くちびる、ちょっと荒れてますね〜」

「あ。そうなんです。口紅が合わなくて」

「うち(ソニアリキエル)のじゃないやつですか?」

「○○○のです。落ちないってCMしてるやつ・・・」

「あ〜、はいはい」

 

そして、
リップを塗りながら、
そのアーティストさんはこんな話をしてくれました。

 

「落ちないリップはやめましょうね。
リップは落ちるからいいんですよ。
男性とご飯行くでしょ?
そのあと、お化粧直しに行きますよね?
リップが落ちたから、
お直ししなきゃって思うからですよね。

その、化粧直しをしなきゃってとこに
女性らしさとか、魅力みたいなものが
あるんですよ。

リップがいつまでもきれいについてるからいい
ってことじゃ、ないんですよね〜」

 

な・る・ほ・ど〜〜〜〜〜〜〜〜

大学生のわたしはもう、
めろめろズキューンですよ、マジで!

いや、このアーティストさんに
めろめろズキューンじゃなくて、

なんてええ話をしはるんや、この人は!!!

って感じです。

そして、なんというか、
一発で目が覚めたってやつですね。

見ためももちろん大事です。
化粧崩れしまくっていたら、
それはやっぱりNGだけど、
だからって崩れないってことを追求するのではなくて、

崩れてもそれをちゃんとケアする

手をかける

というところに
女性らしさとか、
魅力のようなものが
にじみ出てくるんですね。

これって、もう
見ための話じゃなくて
内側の話で
積み重ねてにじみ出てくるものだから
一朝一夕では成り立たない話です。

簡単とか
便利とか
楽とか

そこだけを見ていたら
本質的なことが
いつまでも得られないんじゃないかな〜。

これはたぶん
美しさとか女性らしさだけの話では
ないかもしれませんね。

 

もう20年以上も前のことなのに
今でも覚えているいい話です。

女性らしさについて
男性から教わるって
なんだか皮肉な話かもしれませんが

男性だから逆にわかるってことも
あるかも?

 

ソニアリキエルが撤退してしまって
あのアーティストさんが
今はどうされているのかわからないけれど

こんな風に
ものすごく大きな影響を受けた人間が
ここにいるんだよ〜〜って
言いたくなります^^

知らない間に、誰かに影響を与えてるって、
生きるっていうのは
そういうことかもしれませんね。

 

それでは、今日はこのへんで。

おやすみなさい^^

 

 

 

 


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