今も昔も美意識高めで。江戸時代のメイク@中之島図書館


こんにちは!
オンクレールの喜田です。

 

先日、中之島図書館に行ったら
こんなのを開催しているのを発見。

中之島図書館 江戸時代のメイク

これはウズウズしちゃうじゃないですか。

時間もあったので
立ち寄ってみることにしました。

 

 

中之島図書館

開催しているのは
中之島図書館の3階の大阪資料・古典籍室。

このフロアは
中之島図書館が所蔵している古典籍や
大阪に関する資料が保管されています。

ふだん書籍を借りるときは2階どまり。
カフェやショップも2階にあるので
3階ってなかなか行かないですよね。

 

期待を込めて上がってみると
資料が並ぶ展示ケースわずか2m程度・・・

こじんまりしすぎていて
ちょっと拍子抜けしてしまったのですが
あくまで「小展示」だそうで、
展示というよりも
一部を閲覧というイメージでしょうか。

それでも全部で
10点以上の資料が展示されていて
見始めるとこれがかなりおもしろい。

なかなかの時間を
ショーケース前で陣取ってしまいました。

 

昔のメイクといえば
平安時代あたりからお歯黒、眉を剃る(引眉)
あたりがぱっと思い浮かぶかなと思いますが
現代のメイクとはかけ離れすぎていて
共感しづらいものです。

興味深いのは
江戸時代に入ってくると
未婚の人はお歯黒はしても引眉しないとか
子供ができたら引眉にするとか
その人の年齢やステータスによって
メイクが変わるところ。

そういえば
アルガンオイルでおなじみの
マラケシュのご主人のムスタファさんは
モロッコのベルベル人なのですが
ベルベル人は未婚か既婚かによって
民族衣装の着方だったか装飾だったかが違う
というお話をされていました。

ハワイのハイビスカスの花も
左耳に飾ったら既婚で右耳だと未婚。

現代なら結婚指輪がそれにあたるのかな
と思いますが
昔は日本でもメイクでこのあたりの違いを
表現していたってことになりますよね。

個人的には
何も言わなくてもステータスがアピールできて
なんか便利よな~と思ってしまうのですが
今の時代だと
たとえばシングルでも結婚願望がない人だったり
いろんなスタイルの人がいるので
多様性という意味では難しそう。

現代っぽく進化するとしたら
体のどこかにQRコードでもつけておいて
読み取ったらどんなステータスかとか志向かとかが
わかるようにしておくとか?

ちょっとおもしろいと思うんですが
どうでしょうね笑

 

お歯黒や引眉は
現代の美意識とはかけ離れすぎてますが
資料の中には美容全集みたいなものもあって
ファンデ(昔は白粉)の塗り方、メイクの仕方、
ネイルの仕方とか
そういうのが事細かく書かれていたりして
当時すごく人気の書籍だったそうです。

たとえば

お花見のときは日差しを意識して厚化粧にすると粉をふくからNG
薄化粧だと顔色が悪くみえていただけない
なので中化粧(という表現になっていた)がおすすめ。

みたいなことが書いてあって
中化粧というのは
今でいうナチュラルメイクにあたるのだそう。

ナチュラルメイク推しは
今も昔も変わらずか〜笑

こういうのを見ていると
女性はいつの時代もきれいでいることに敏感だし
時代を越えても変わらないもんだなぁと
とっても親近感がわきました。

あとは
書籍の表紙やおしろいのパッケージが
かわいかったりね。

これも今の感覚と同じですよね。

 

中之島図書館

というわけで
ふらりと立ち寄ったわりには
充実した時間になりました。

ご興味のある方はぜひ中之島図書館3Fへ。
5/14まで展示されていて、入場は無料です。

展示自体は地味ですが
じっくり読むと楽しいですよ☆

 

それでは今日はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 


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