こんにちは!
オーガニックコスメセラピストの
喜田有紀子です。
去年の夏に書いておきながら
続きを放置してしまっていた
セラミドのお話について。
もう今さら感が満載すぎて
突っ込みどころも満載ですね(^_^;)
が、なにはともあれ、書きます!
問題の前回の記事はこちらです↓
セラミドは
美肌にすごく重要な成分なのですが
セラミドにも種類があって
どれを選ぶか
というのが大事なのと、
せっかく補っても
細胞間脂質を壊したら意味がないので
壊さないようにすること
というのも大事ですよ、ということで
今日はこの2つについてお話していきます。
■セラミドの種類
まずセラミドは大きく
天然セラミド、植物性セラミド、合成セラミド
の3種類に分けることができます。
①天然セラミド
ウマなどの動物の脳や脊髄から抽出される
セラミド。
②植物性セラミド
植物から抽出されるセラミドです。
代表的なのは米ぬかやユズ。
調べてみるとコーン油や
桃から抽出されるセラミドもありました。
③合成セラミド
人の肌が持っているセラミドに似せて
合成されたもの。
ヒト型セラミドもここに含めます。
■実際、どれを取り入れたらいいか
ざっくりと見てみましたが
じゃあ、実際セラミドを補うには
どれを使うのがいいのか?
まず①天然セラミドについては
脊椎動物を殺傷しなければ得られない成分なので
基本的にはNGとしています。
③合成セラミドは
自然界に存在しない成分で、
石油を原料にしていることも多く
お肌への影響が懸念されるので
避けた方がよいですね。
ということで個人的には
②
になるのですが、
ここで少し注意。
②植物性セラミドは
基本的にOKなのですが
抽出にどんな溶剤を使っているか
に注意が必要です。
米ぬかエキスにせよ
ユズエキスにせよ
そのエキスをどのようにして抽出しているか
ということです。
植物エキスを抽出する際の溶剤は
抽出されたエキスの中に微量残ります。
仮にBGで抽出していたとしたら
成分中に残ってしまっているのですが
厄介なのが
成分表示にはそれが記載されないので
表示だけを見て判断するのが
少し難しいんですね。
信頼できるメーカーのものなら
最初から明示されている可能性が高いですが
不明な場合は
問い合わせてみるなどして
確かめる必要性が出てくると思います。
■自然に補うことも大切
セラミドを化粧品成分として補っていくのも
もちろんいいですが
実はそれ以上に
自然に補うこと
がすごく有効じゃないかと
個人的には考えています。
米ぬかそのものにセラミドを始め
ビタミンBやビタミンE
亜鉛やカリウムなど
美肌にいい成分がたくさん入っているので
たとえば
ぬか袋を使ったり
米ぬかで洗顔やパックしたり
入浴剤にしたり・・・
つまり
日々のスキンケアに
米ぬかそのものを活用する
ということです。
これなら
簡単に、しかも安心して
セラミド補給することができますよね。
それから
もう一つ超大事なのは
内側からも取り入れる
こと。
個人的には
外側からプラスするよりも
内側から取り入れる
つまり
自分で作り出す方が確実
と考えているので
ぜひともおすすめしたいです!
自分で作るセラミドは
自分のものだし
自分に合うのは絶対ですもんね(*^_^*)
食品なら
こんにゃくやほうれん草
ひじき、黒ゴマ、小豆など
セラミドを多く含んでいる食べ物を
ふだんから積極的に食べるようにすると
自分の力でセラミドを増やしていける
と思いますよ☆
■壊さない&偏らない
最後に、
せっかくセラミドを補っても
それを壊してしまったり
お肌そのものの健康を損なうようなことを
やってしまっては
意味がなくなっちゃいます。
毎度同じことをお伝えしていますが
合成界面活性剤や防腐剤など
そもそもお肌のバリア機能を
損なうような成分や
常在菌をなくしてしまうような成分は
避けること。
そうでないと
補う→損なう→補う→損なう
の、いたちごっこ。
いたちごっこならまだいいけど
だいたいが損なう力の方が強いので
改善どころかどんどん悪くなる可能性の方が
ずっと高いです。
そしてもう1つ大事なのが
偏らないこと。
セラミドって
ものすごくいい美容成分だけど
実は
セラミド単体だけでは
バリア機能の修復がされず
意味をなさない
ことがわかっています。
なので
セラミドだけを
外側から補っていても
しょうがないんですよね。。。
スキンケアなら
その他のオイル成分や保湿成分と
組み合わせていくことが大事だし、
内側から取るときも
セラミドの生成をサポートするような
タンパク質やビタミン、脂肪酸なども
バランスよく摂っていくようにしましょう☆
いかがでしたでしょうか?
日々のスキンケアのヒントになれば
幸いです!
というわけで
半年がかり、年をまたいで
セラミドのすすめ記事
アップ完了しました笑笑
壮大すぎでしたね(^_^;)
それでは今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました☆