自分を魅力的にみせて、表現する。スキンケアのちょっと奥深い意味


100%天然成分のオーガニックケアで
自分の自然美肌力を取り戻すサロン
オーガニックフェイシャル
オンクレールの喜田です。

 

お肌のお手入れって
ふだんは何も考えないで
当たり前のようにやってることが
多いと思います。

なんでやるの?と言われたら
きれいになりたいから
かな?

じゃあ、なんできれいになりたいの?
・・・と
そんなややこしいこと
面倒だから考えないと思いますが笑
今日は
スキンケアの「元はと言えば」というお話を
ちょっとだけしてみたいと思います。

 

 

■瞬間で決まる人の印象

「人は見た目で判断してはいけない」

「大切なのは中身」

よくこんな風なことを言いますよね。

もちろん、そのとおり!
だと思うのですが、

同時に、

「とはいっても、
外側を整えることも大事」

そんな風にも思ったりします。

ここでいう外側というのは
美男美女であれ、というのとは
ちょっと違う意味です。

わかりやすい例え話をしてみますね。

 

わたしがCAの採用面接を受けた時の話です。

一次面接は5人の応募者に対して
面接官が2人で
そのうちの1人は現役のCAでした。

わたしは5人中の5人目。
面接官CAさんは、
他の4人に対しては、
話すたびに、顔を見て、
うなずいたり質問したりしていたのに、

わたしだけ、
自己紹介からスタートして
面接が終わる最後の最後まで、
質問をするどころか、
わたしの顔すら一度も見てくれませんでした。

たった数分程度の間に
奈落の底に落ちた気分。

なんでなんでなんで!!!???

もう絶対に落ちたと思って、
その日は家に帰って
一晩中、泣きました^^;

 

ところが、結果は合格(;’∀’)

え~~~
うれしいけど、あれはなんだったの??
って感じで
ずっと気持ちにひっかかっていました。

その後無事にCAとして働き始めたのですが
配属された部課の上司が
なんと偶然にも
一次面接でわたしの顔を一切見なかった
あの先輩CAでした。

のちに直接お話する機会があって、
わたしはずっと不思議に思っていたことを
聞いてみることにしました。

 

「面接ではわたしの顔も見てくれなくて
お話を聞いて下さる様子もなかったので
落ちたと思いました。」

 

そうしたら、その上司は
ちょっとびっくりした感じで

 

「いや~覚えてないわ!笑

でも、一次面接っていうのは
最初に部屋に入ってきた姿を見た瞬間
制服着せて、イメージするのよ。

はい!この子はマル!
はい!この子はバツ!
って感じで。

決めかねるときはまぁ話も聞くけど・・・。

だから、あなたはきっと
瞬間にマルだったんでしょう。」

 

つまり、
興味を持ってもらえてなかったと思ったのは
部屋に入った瞬間に合格と決まっていたから
話を聞く必要もないし、
顔を見る必要もなかった
ってことだったんですね。

それもそのはず。
とにかくCAになりたくって
しょうがなかったわたしは、
当時は
立ち居振る舞い、服装、言葉遣い
歩き方、笑顔、メイクまで
本や現役のCAさんを参考にして
「なりきって」いたからです。

おかげで、
社員として、CAとして
働いている感じを
イメージしてもらいやすかったのだと思います。

 

 

 

■お肌が持つ役割

この第一印象の話と
お肌とスキンケアのお話がどう関係あるの?
ってことなのですが、

実はお肌には
大切な役割が大きく二つあると言われています。

一つは、機能的な(身体を保護する)働き

乾燥や外気、冷気、紫外線、有害物質などから
身体を守り、
衝撃をやわらげたり、体温を保ったり
全体的に保護をする機能です。

これは生きていくうえで
ものすごく大切ですよね。

それからもう一つは、文化的な働き

これが、先に書いた第一印象の話と
つながってくるのですが、

化粧や表情などを通して
自分を魅力的にみせたり、
喜怒哀楽を表現したりして
人とコミュニケーションを取るという
働きです。

これは顔だけではなくて
タトゥーやボディペイントなども
含まれます。

ただ、人はまずは顔を見るし
表情があるのは顔だけなので
ボディよりも
顔が占める割合はとても大きいと思います。

スキンケアや美容というと
何か特別なことのように聞こえるかもしれませんが

自分を表現する
自分を魅力的に見せる

という、肌の文化的な側面が発展して
出てきた考え方なんですよね。

 

 

 

■まとめ

話をじっくり聞いてもらえて
よく知ってもらえるような機会や時間を
与えてもらえるなら別ですが

そうでない場合は、
やはり第一印象ってとても重要。

わたしの面接のお話は
究極的すぎる例かもしれませんが
でも、とてもわかりやすい話じゃないかなと
思っています。

「わたしはこういう人間で
こうありたいと思っている。
そしてこう感じている」

というように、
まずは外側で表現するというのは
中身を知ってもらう入口を作るという意味でも
大切なんだと思います。

そして自分を表現するための、
表情であったり、メイクであったり
服装や所作など、ですね。

それのベース(土台)になるのが
お肌、ということになります。

性別や年齢に関係なく
自分を表現したり
魅力的に見せたり
コミュニケーションを上手に取るために
土台であるお肌&お顔&身体を
健康的で美しく整えておく。

お肌も自己表現のための手段の一つと思えば
スキンケアに対する気持ちも
少し変わってくるのではないかなと思います。

どうしてお手入れするの?
のそもそもの答えは、
まぁまぁ奥深いでしょ?^^

 

そしてもちろん、
自分の身体(生命)を守るという意味でも
お肌をケアすることは大切ですよね!

 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 


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