100%天然のオーガニックビューティメソッドで
自分の自然美肌力を取り戻すサロン
オーガニックフェイシャル オンクレールの喜田です。
オーガニックコスメというと、
最近では雑誌で取り上げられたり、
有名人が使っていたり、
専門店もできて、
目にする機会もずいぶん多くなりました。
わたしがオーガニックコスメを使い始めたころに比べたら、
国産のブランドやメーカーもたくさんできて、
ずいぶんと馴染みのあるコスメになってきている印象です。
でも、
「具体的にオーガニックコスメとはどんなコスメのこと?」といわれると、
ちゃんと理解している人は意外と少ないのではないかな?と思います。
そこで今日は、
オーガニックコスメとは
どんなコスメのことをいうんだろう?
ということをお話していきたいと思います。
合わせて、混同してしまいがちな
その他のナチュラルコスメとの違いについても
お伝えしていきますね。
■オーガニックコスメとは
オーガニックコスメとは、
農薬や化学肥料を使わずに栽培された植物、
または野生植物を使って製造されたコスメのことを言います。
また、鉱物オイル、石油由来の合成界面活性剤・香料・色素・防腐剤などが
使われていないことも条件になります。
つまり、自然界の中できちんと循環し、
自然のバランスを壊すことのない原料=天然のもので作られたコスメが
本当のオーガニックコスメなのです。
■無添加化粧品と自然化粧品との違い
オーガニックコスメと並んでよく聞くのが、
無添加化粧品や自然化粧品(ナチュラルコスメ)という言葉です。
「無添加」「自然」「ナチュラル」と聞くと、
肌に優しく安全なイメージを持ってしまいがちですが、
実はそうではありません。
無添加化粧品、自然化粧品とオーガニックコスメの違いをお話する前に、
まずは化粧品成分の表示について少しお伝えしておきましょう。
■全成分表示と102の旧指定成分
現在、化粧品は、配合されているすべての成分を
表示しなければならない決まりがあります。
パッケージや容器の裏側を見てみると、
「全成分」として配合されているすべての成分が
ずらりと書いてありますね。
この制度は、「全成分表示義務制度」と言って、
2001年に旧厚生省によって定められました。
さて、この全成分表示義務制度が始まる以前はというと、
1980年に旧厚生省は、
使う人の体質によって
まれにアレルギー等の肌トラブルを引き起こす危険性のある化粧品成分
を定め、
ラベルに表示することを義務づけていました。
これらの成分は全部で102種類あり、
102の表示指定成分と言われていました。
全成分表示義務制度に変わった現在は、
この102の成分を「旧表示指定成分」とも言います。
■無添加化粧品とは
無添加化粧品とは、
この102の旧表示指定成分が配合されていない化粧品のことを言います。
アレルギーが発症してしまうかもしれないから注意が必要だよ、
という102種類の成分は入っていないから、安心ですよ、
ということですね。
無添加、というと合成成分などが
一切配合されていないかのような印象を受けますが、
実際には、この102種類の旧表示指定成分が配合されていない、
というだけで、
それ以外の合成成分は配合されていることがほとんどです。
■自然化粧品
自然化粧品とは、
一般的には
植物から抽出したエキスなどの成分を多く配合した化粧品のことを言います。
植物エキスが配合されているというだけのことで、
「自然」や「ナチュラル」と表記したり、うたっています。
植物エキスが配合されていることは事実かもしれませんが、
だから自然というのは、少し安易・・・。^^;
それ以外に合成成分が数多く配合されている化粧品もあるので、
必ずしも自然化粧品=ナチュラル=安全とはいいがたいのが現実です。
■まとめ
オーガニックコスメとは、
原料となる植物に農薬や化学肥料が使われていないこと、
その他の合成成分が使われていないことが条件になります。
無添加化粧品や自然化粧品と
同じような位置づけをされることがありますが、
実はまったく異なるものです。
大きな違いは、合成成分が使われているかいないか。
合成成分の中には、お肌にトラブルを起こす可能性があるものが
数多くあるので、この違いはとっても重要です。
オーガニックコスメは
限りなく100%、自然界に存在する天然の成分だけを使った
コスメなんですね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!